職場で評価を上げるには、もちろん結果を残すことが大前提になります。
たとえば、野球でホームランを量産するバッターは、打点を稼いでチームに勝利をもたらすので、誰からも信頼される人間となれるのです。ただ、ホームランがゼロでも安打をたくさん放ったり、快速で相手を乱すなどの仕事ができれば、同様に必要な選手となれる場合もあります。逆に、ホームランも安打も足も微妙となると、扱いづらい選手となってしまいます。
これは一般社会でも同じで、何かに秀でていると扱いやすい人材となるので手放したくないと思われます。理想は、何でもできる完璧な人間ですが、人にはそれぞれ得手不得手があるので、何事も完璧にできる人は多くないです。もし、職場でなかなか評価が上がっていないと感じているのであれば、何事も中途半端な人間になっている可能性が高いので改善しましょう。
ただ、結果を残しているからと言って、確実に周囲から信頼されるとは限りません。結果を残しているという事実に気が大きくなってしまい、同僚を侮辱したり、横柄な態度をとっているとチームワークが乱れてしまいます。会社という組織で働く以上は、チームワークの良化を心掛けないといけないので、それを乱すのであれば、不必要な人材となります。結果さえ残せば後は何をしても良いという単純な話ではないのです。逆に、目に見えた結果を残せていなくても、いつも縁の下の力持ちのような働きをしているのであれば、周囲から信頼されるので高く評価される可能性があります。